CBR250Fレストアへの道⑧
⑦でちらっと触れましたが現在本体の修復と同時進行で、外装の修復作業も行っています。
で、まだ途中ですが、ど真ん中より割れていたフロントフェンダー修復の経過報告です。
いつからなのか分かりませんが、今回の作業でフロントフェンダーのど真ん中が割れているのが判明しました(;-;)
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フェンダーをフロントフォークへ固定するための鉄板は元々リベット止めされていたおかげでかろうじて落下せずにいられたフロントフェンダー。
修復の為に車両より外しまずは破損部の接合作業を行います。
ただこの材質。
樹脂オタクではないので正確には分からないのですが、色や感触から言ってどうやらPPと思われます。
ヘラ等によく使われているアレです。
この材質は普通の接着剤が使えないんで、今回は接着ではなく溶接していこうと思います。
溶接というと、大げさな機器で行うように思われるかもしれませんが、かっこよく言っているだけで使用するのは”半田ゴテ”です(^^;
でも、電工用では出力が弱いので今回使用するのは真鍮等を半田付けするために私用するいわゆる『加工用半田ゴテ』です。
まず割れてからかなりの年月が経過しているので、破損した部分がかなり開いた状態で癖がついていました。
このままでは溶接出来ないので養生テープ等で無理やり割れた部分を貼り合わせます。
形の修正が終わったらいよいよ溶着作業に入ります。
まずはフェンダーの裏側から割れた部分を仮付けしていきます。
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母材の左右を同時に溶かし、それをコテ先で混ぜ合わせながらお互いを貼り合わせていきます。
この時注意しないといけないのは同じ場所を長時間加熱しすぎない事です。
溶けた樹脂が焦げます。
焦げが接合部に混入すると振動がかかった時にそこから割れます。
焦がさず、それでいて十分に溶かし込みながら母材の両端を丁寧に接合していきましょう。
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だいぶいい感じにくっ付いてきました。(^-^)
この段階では見てくれは一切気にせず、とにかく割れた部分を接合する事を最優先に作業します。
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これでほぼ割れた部分の接合作業が完了です。
ただ見ていただければ分かりますが、表面がかなりガタガタです。
塗装に入る前にこれらを修正していきます。
耐水サンドペーパーの#350あたりが作業がしやすくて良いかと思います。
大きなバリはデザインカッター等で削りとり、そこから耐水サンドペーパーで表面の凹凸を研磨して均していきます。
これが何気に時間がかかります。
根気勝負ですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
ここで手を抜くと必ず後悔することになるので頑張りましょう!
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だいぶ表面も平らになりました。
ある程度修正が出来たらここから塗装作業に入ります。
先にも述べましたが、純正フェンダーはPP素材の場合が多いです。
この材質は金属用のプライマー(車のボディー補修用)は定着できません。
そこで『プラスチック用プライマー』をまず下に塗り、完全に乾燥後に金属用のプライマーを吹きかけていきます。
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画像の右下に写っているのがその『プラスチック用プライマー』です。
色はクリヤーです。
このままでも本塗装は可能なのですが、金属用プライマーをこの上から塗装するのには理由があります。
それがこれです。
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見ての通り表面がデコボコしています。
プラスチック用プライマーはクリヤーなのでこのデコボコが分かりにくいのです。
でも金属用プライマーは色が付いている(灰色)ので、母材表面の凹凸が非常に分かりやすくなります。
このまま本塗装を行うとあり得ないぐらい汚い仕上がりになります。
そこで金属用プライマーが乾いたら『水研ぎ』という作業を行います。
耐水サンドペーパーの#600ほどを使用し、一度塗った表面を研磨していきます。
すると出っ張った部分の塗装が剥がれへこんだ部分のみプライマーが残ります。
ちなみに一回目に水研ぎ後はこんな感じです。
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見ての通り傷の中にプライマーが入り込んでいるのが分かります。
ここからは塗っては磨き、塗っては磨きの繰り返しです。
これを繰り返す事で、窪んだ部分に塗料が入り込み最終的には表面が均一になり仕上がりが美しくなります。
街中で見かける汚らしい自家塗装の大部分がこの作業を行わなかったのが原因でしょう。
で、完成形がこれです。
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どうです!この表面の美しさ\(//∇//)\
2枚上とは雲泥の差です♪
まるで新品のような美しさです!(誰も褒めてくれないので自画自賛・・・。)
ここまで来てようやく下処理完了です。
と言う事で、今回はここまでです。
現在これと同時進行でセンターカウルの補修も行っています。
全ての補修、下処理が完了した段階でまとめて塗装に入りますので、塗装が完了しましたらまたご報告にあがります。
では(^0^)/"
で、まだ途中ですが、ど真ん中より割れていたフロントフェンダー修復の経過報告です。
いつからなのか分かりませんが、今回の作業でフロントフェンダーのど真ん中が割れているのが判明しました(;-;)
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修復の為に車両より外しまずは破損部の接合作業を行います。
ただこの材質。
樹脂オタクではないので正確には分からないのですが、色や感触から言ってどうやらPPと思われます。
ヘラ等によく使われているアレです。
この材質は普通の接着剤が使えないんで、今回は接着ではなく溶接していこうと思います。
溶接というと、大げさな機器で行うように思われるかもしれませんが、かっこよく言っているだけで使用するのは”半田ゴテ”です(^^;
でも、電工用では出力が弱いので今回使用するのは真鍮等を半田付けするために私用するいわゆる『加工用半田ゴテ』です。
まず割れてからかなりの年月が経過しているので、破損した部分がかなり開いた状態で癖がついていました。
このままでは溶接出来ないので養生テープ等で無理やり割れた部分を貼り合わせます。
形の修正が終わったらいよいよ溶着作業に入ります。
まずはフェンダーの裏側から割れた部分を仮付けしていきます。
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この時注意しないといけないのは同じ場所を長時間加熱しすぎない事です。
溶けた樹脂が焦げます。
焦げが接合部に混入すると振動がかかった時にそこから割れます。
焦がさず、それでいて十分に溶かし込みながら母材の両端を丁寧に接合していきましょう。
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この段階では見てくれは一切気にせず、とにかく割れた部分を接合する事を最優先に作業します。
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ただ見ていただければ分かりますが、表面がかなりガタガタです。
塗装に入る前にこれらを修正していきます。
耐水サンドペーパーの#350あたりが作業がしやすくて良いかと思います。
大きなバリはデザインカッター等で削りとり、そこから耐水サンドペーパーで表面の凹凸を研磨して均していきます。
これが何気に時間がかかります。
根気勝負ですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
ここで手を抜くと必ず後悔することになるので頑張りましょう!
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ある程度修正が出来たらここから塗装作業に入ります。
先にも述べましたが、純正フェンダーはPP素材の場合が多いです。
この材質は金属用のプライマー(車のボディー補修用)は定着できません。
そこで『プラスチック用プライマー』をまず下に塗り、完全に乾燥後に金属用のプライマーを吹きかけていきます。
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色はクリヤーです。
このままでも本塗装は可能なのですが、金属用プライマーをこの上から塗装するのには理由があります。
それがこれです。
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プラスチック用プライマーはクリヤーなのでこのデコボコが分かりにくいのです。
でも金属用プライマーは色が付いている(灰色)ので、母材表面の凹凸が非常に分かりやすくなります。
このまま本塗装を行うとあり得ないぐらい汚い仕上がりになります。
そこで金属用プライマーが乾いたら『水研ぎ』という作業を行います。
耐水サンドペーパーの#600ほどを使用し、一度塗った表面を研磨していきます。
すると出っ張った部分の塗装が剥がれへこんだ部分のみプライマーが残ります。
ちなみに一回目に水研ぎ後はこんな感じです。
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ここからは塗っては磨き、塗っては磨きの繰り返しです。
これを繰り返す事で、窪んだ部分に塗料が入り込み最終的には表面が均一になり仕上がりが美しくなります。
街中で見かける汚らしい自家塗装の大部分がこの作業を行わなかったのが原因でしょう。
で、完成形がこれです。
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2枚上とは雲泥の差です♪
まるで新品のような美しさです!(誰も褒めてくれないので自画自賛・・・。)
ここまで来てようやく下処理完了です。
と言う事で、今回はここまでです。
現在これと同時進行でセンターカウルの補修も行っています。
全ての補修、下処理が完了した段階でまとめて塗装に入りますので、塗装が完了しましたらまたご報告にあがります。
では(^0^)/"
5 年 前